想いを形にする

~4人家族の暮らし方~

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子どもが嘔吐しているときのホームケアとは

 

嘔吐は、体の中に入ってきた悪い病原体を早く体の外に出そうとする大切な防御反応のひとつです。

しかし、子どもが吐いてしまうと、すぐに「脱水」になってしまうのではないかと心配していませんか?

嘔吐の初期ではすぐに脱水に陥ることは少ないので、まずは脱水にならないためのホームケアが大切です。

 嘔吐を引き起こす胃腸炎などの原因は、ノロウイルスやロタウイルスなど数多くありますが、治療法はすべて同じです。

大切なことは、適切な方法での水分補給、休養、食事療法です。

 

水分補給について 

水分補給には経ロ補水液が適しています。

水分、塩分、糖分がすぺて適切な割合で含まれていて、嘔吐で失われてしまった必要な水分や電解質をバランスよく補給することが出来ます。

 

乳児でもそのまま飲むことが出来ます。

経口補水液を効果的に摂取できると点滴をするのと同じような効果が得られます。

これを経ロ補水療法と言います。

 

避けた方が良いのは柑橘系のジュース、乳酸菌飲料、牛乳などです。

スポーツ飲料も悪くありませんが、経ロ補水液の方が効果が高いと考えられています。

経ロ補水療法の進め方

①経ロ補水液を、ティースプーンかスポイトでひとくちだけあたえます。

ひとくち=ティースプーン1杯=約5mlくらいが目安です。

ペットボトルのキャップでも代用できます。

 

②ひとくち飲んだ後に嘔吐しなければ、約5分前後の時間を空けて、もうひとくち飲まぜます。

 

③この後も1~5分おきに5m1程度の経ロ補水液を繰り返し飲ませます。

 

④1~2時間程、嘔吐せずに水分を摂取できたら一度に飲ませる量を少しずつ増やしても良いでしょう。

 

 

☆経ロ補水療法の一番のコツは、ごく少量の水分を、回数を多く飲まぜることです。

 

子どもは嘔吐の直後にはのどが渇いて、飲み物をたくさん飲みたがりますが、ここで一度にたくさん飲ませてはいけません。

 

胃や腸が一度にたくさんの水分を受け入れられず、嘔吐を誘発してしまいます。

 

ママやパパの手間は大きいかもしれませんが、根気強く付き合ってあげることが脱水を回避するために一番大切です。

 

 

☆経口補水療法を進める中で、もしも嘔吐したとしても同じ要領で続けて良いです。

 

しかし嘔気が強く子どもが嫌がる場合には無理強いはしないようにしましょう。

 

しばらく時間をあけてから再度飲ませ始めます。

 

 

☆母乳やミルクを飲んでいる乳児の胎こも一度にたくさん飲ませると區吐を誘発してしまうので、一回に飲ませる時間、または飲ませる量を少量にし、吸わせる(飲ませる)回数を増やしましょう。

1日の哺乳量を回数で稼ぐようなイメージです。

 

経ロ補水液はこどもが飲んでくれません!どうしたらいいの?

飲み慣れないかもしれませんが経・補水療法は治療の一環と考えましょう。

「病気が良くなる為に、大事な飲み物なんだよ」と、根気強く伝えながら、スプーン等を使ってこまめに飲ませてあげる事が大切です。

 

一度にロに含む量は味を感じない位に少量ずつで良いです。

飲みたがらないから飲ませない、ではなく、飲める様に工夫してあげる事が大切です。

 

しかしどうしても飲めない時は、お味噌汁や野菜スープなどの上澄みを、同じ要領で少量ずつ与えても良いです。

こんな症状がみられたら医療機関を受診しましょう

 

☆嘔吐がずっとおさまらない(たて続けに何度も吐く、吐き気、嘔吐が一日以上続いている

 

☆脱水の症状がひどくなってきたとき

・ぐったりして動けない

・水分がまったく摂れない

・泣いても涙が出ない

・唾液が出ずロの中が乾燥している

・おしっこが12時間以上出ていない

・皮虐に張りがなく乾燥している

・目が落ちくぼんでいる

・意識がはっきりしない(うつらうづらしている)

 

☆乳幼児の場合、以下のような時には腸重積を疑う事もあります。

血便、嘔吐以外に周期的な強い腹痛がある、または周期的に激しく泣き、その後ぐったりするのを繰り返す

 

食事について

経ロ補水療法を進めていっても嘔吐ぜずに過ごせたら、本人の食欲も見ながら斟少しずつ食事を開始しましょう。

胃腸への刺激がなく消化が良い温かいものかひら、少量ずつ始めます。

 

吐き気が現れた時は一旦お休みします。

控えた方が良い食品は、酸味のあるもの、油っぽいもの、アイスやかき氷等、幽冷たいもの、乳製品、柑橘類等です。

 

感染予防をしっかり行いましょう!

 

①せっけんでの手洗い・うがい

 

②マスクを着用する

 

③換気

 

④消毒

嘔吐物が衣類や寝具についた場合には、塩素系漂白剤につけ置きしてからの洗濯が良いでしょう。

つけおきに使用する塩素系漂白剤の濃度は水500mPに対して塩素系漂白剤5m1です.

 

⑤加熱による消毒

色落ちが気になる衣類や布団、カーペットなど、塩素系漂白剤が使えない時には、加熱による消毒方法もあります。(85℃以上の熱湯に2分以上浸す・スチームアイロンなどを85℃以上で1分間あてるなど)

 

 

 

 

受診した方が良いのか迷う時には、救急ガイドブックや、,小児救急電話相談#8000(ダイヤル回線の場合は055-226-3369)をご利用ください。